「東西四大学の定演を全部聴く」試み,後半の慶應義塾ワグネル・ソサエティー男声合唱団。第141回定期演奏会である。東京芸術劇場が満席らしく,2000人近くのお客さんが来場されたようで,慶賀のいたりである。まずは塾歌,1回生を入れて70人近くが頭声を効かせて歌うのは誠に気持ちがよく,今後のステージが期待できる。
第1ステージは「男声合唱とピアノのための『ジプシーの歌』」,ドヴォルザーク作曲で福永陽一郎編曲,指揮は正指揮者の佐藤正浩さん,ピアノは前田勝則さん。東西四大学ステージの再演で,2回生以上の50人程度での演奏。その時と同じ感想で,メリハリの効いた素晴らしい演奏。前回は「ベースがやや弱い」と思ったが,ホールと客席の位置の違いか,結構太い声が出ていた。私のレベルでは何も言うことはない。
日本男声合唱史研究室
日本における男声合唱史の研究 Study on male chorus history in Japan 主として明治期から1980年頃までの,日本の男声合唱について資料調査したことを中心にアップしていく予定です。いわば,私家版の「日本男声合唱史」を作る試みです。 タイトルは思い切り気張ってみました(笑)。 2024年4月15日から「無料プラン」の仕様が変わるため,構成を組み替えました。
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